コンセント増設2

2017-08-12

DIY

関連記事
  1. コンセント増設1
 【注意】以下の作業には電気工事士の資格が必要です。 
関連記事1に続いて、壁掛け扇風機用のコンセントを、ダイニングの壁に増設した。
増設した部分の真下には、もともとコンセントがついているので、そこからまっすぐ渡り線を引き上げれば設置できる。内容は、ほぼ関連記事1と同じ。

材料 
  • パネルボックス1連用。165円。未来工業製。
    後付け用のスイッチボックス。関連記事1参照。
  • 2口コンセント。225円。Panasonicワイド21シリーズ。白。
  • プレート1連用。95円。 Panasonicワイド21シリーズ。白。
  • VVF1.6x2c 2m。280円。
工具
  • どこ太 L マグネット付。石膏ボード間柱(軽天)確認用。
  • カッター。壁紙、石膏ボード切り取り用。
  • 電動ドライバー
  • USB内視鏡
  • グラスファイバーポール(FRP支柱)。以前100円ショップで購入した園芸用のポール。通線に使用。
作業(関連記事1とほぼ同じなので、参照)
  1. 位置決め、鉛筆でケガキ
  2. 壁紙切り取り
  3. 石膏ボード穴あけ用ケガキ
  4. 石膏ボード穴あけ
    穴をあけたところ、恐らく下のコンセントから来ていると思われる線が通っていた。
  5. 下のコンセントを取り外し。事前にブレーカーを落とすことを忘れずに。
    線を引っ張ると4で見た線が動くので繋がっていることはわかった。上で切って、コンセントを間に挟んで接続することも考えたが、ちょっと余裕がないので、線は購入した線を利用する事にした。
  6. 通線
    下から線を差し込んでいったが、途中で詰まってしまって上まで通らない。どうやって通そうか考えて、上部で切った後、元の線に紐をつけて引き抜き、その線に新しい線をつけて引っ張ろうと思った。ところが、線を引っ張っても微妙には動くのだが、抜けてきそうにない感じがあった。詰まっているのか?
  7. 内部を確認
    ここで、以前USB内視鏡を買っていたことを思い出したので、カメラを入れて中を見ることにした。すると、線が軽天に止めたビスに針金で止められている事がわかった。引き抜くのは無理そう。なんでくくるかなぁ…。
    なお、この時カメラ部を差し込むために使ったのは、園芸用のグラスファイバーポール(FRP支柱)。100cmぐらいのを2本テープで繋げて差し込んだ。結構使える。この後、VVFケーブルの通線にも使用した。
  8. 下から上に通線
    元のケーブルが外せない事がわかったので、そのままにして、下から上に渡り線をとることにした(上で切ってつないで、元の線は中に放置するという選択肢もあったけど)。上述のポール先端にケーブルをテープで止めて、下から差し込んでいったのだが、途中でひっかかってうまく通せなかった。
    下写真左はポールの接続部。右は先端のケーブルを止めたところ。テープは養生テープ
    内視鏡も一緒に付けて見ながら通していくと、通すことができた(見たことに意味があったかどうかは不明)
    下写真は貫通した状態。上で光っているのはカメラ内蔵のLED光源。
    その途中で、内視鏡の配線が引っかかって抜けなくなった。一時は切って中に残すしかないかと思ったが、ひっぱたりしているうちに抜けた。
  9. 下のコンセントに渡り線を差し込み
  10. 下のコンセントをもとに復帰
  11. 上に出たケーブルを通して、スイッチボックスを固定
  12. 上のケーブルを2口コンセントに差し込み
  13. スイッチボックスに2口コンセントをねじ止め
  14. プレート枠をねじ止め
  15. 化粧プレートをはめ込み
完成写真

所感
まぁ、きれいにできた。関連記事1で同様の事を実施した後だったのですぐできるかと思ったが、やっぱり何か(今回は通線)に嵌ってしまった。
肝心の扇風機を買わなければ。でももう季節が終わりそう…。