Neural Network Console 01(インストールとサンプル実行)

2018-03-10

AI Neural_Network_Console

たまたま何かを見ていて、 というものを知った。SONYさんが無料で公開した、「ニューラルネットワークを直感的に設計。
学習・評価を快適に実現するディープラーニング・ツール。」というものらしい。実は昨年(2017)8月に公開されたらしいので、結構今更だったようだが、おもしろそうだったので試してみた。タイトルに01とつけたのは、ネタが1桁では収まらない予感がしたからだが、実際続くかどうか…。

参考情報
  1. Neural Network Console
  2. Neural Network Consoleで遊んでみる~その1~~その2~~その3~
  3. 文系がNeural Network Console入門してみた
  4. cedro-blog AI(人工知能)
  5. アラカン"BOKU"のITな日常 ニューラルネットコンソール
最初に書いておくが、私のニューラルネットワークの知識は、はるか*0年近く前に(たぶん)NECの研究所で文字認識のデモを見せてもらったことぐらい。とっても面白いと思い、なんとなくイメージをつかんだが、それ以来ほぼ進歩していない。

インストールは、参考情報1からダウンロードして展開、パスがシンプルな適当なフォルダに置くだけ。私は、D:直下に置いた。そこに含まれている「manual_ja.pdf」というファイルを読んでそのまま実行すれば、サンプルの実行まで試すことができる。半年も前に公開されたものなので、詳しい手順は、上記参考情報ほかいっぱい出てくる。

感想のようなもの
  • 洗練された画面で、本当に簡単にニューラルネットワークを試して見れる。最初のサンプルは、まさに30年前に見た私のイメージのもの。4と9を分けるだけだからよりシンプルだけど、0から9を分けるサンプルもついている。
  • EDIT画面にあるネットワークの定義は、さっぱり意味がわからない。
    参考情報3の方が少し解説しているので読んでみると、なんとなくイメージはわかった。それぞれは、ニューラルネットワークで使われる要素のようだ。「manual_ja.pdf」の後半に、各要素の解説がある。グラフがあってなんとなくわかるものもあるが、その意味するところ、なぜそこにあるのかなどはまったくわからない。基本的なニューラルネットワークの知識が必要なようだ。あたりまえか。
  • 学習結果が、よくニューラルネットワークの解説にある、ニューロンの結合の太さが変わるようなイメージの絵で表されるとうれしいと思った。調べてみていると、TRAINING画面の右ペインのネットワーク構造図?で、要素(例えばAffine)をダブルクリックすると、色付きのモザイクのようなものが表示される事がわかった。たぶん色の濃さや色合いが、結合の強さを表しているのだろう。実際の構造は複雑なので、ニューロンの絵のようなものでは表しきれない、もしくは場所をとりすぎて一覧性がないなどの課題があってこういう表示なのだろうと思ったが、やっぱりニューロンの絵の方が面白いなぁ…、役にはたたなくても。
ということで、試してみることはできたが、さっぱりわけがわからないまま。でも、面白そうな予感はする。参考情報の方たちは、自分でデータを用意していろいろ試し見ていて面白そう。いろいろやってみたい。まずは勉強から。

Neural Network Console 02(GPU設定、効果)
Neural Network Console 03(自前データ)
Neural Network Console 04(繰り返し回数と学習結果 Max Epoch ) に続く