DBR-Z160のHDDの中身を救出しようとしたが…

2020-12-27

Regza

REGZA ブルーレイ DBR-Z160が故障した。

怪しい挙動(数か月前の事で詳細は忘れたが、異常に遅かったり、見るナビのサムネイルが表示されなかったり等)を示すようになり、たまっていた録画のBDへのコピーを進めていた。そのうち、「ディスクに異常があり、再生以外できません。」と表示された。一度は、隠しコマンド(後述。効いたかどうかは不明)を打ったり、再起動、電源長時間OFF等を試しているうちに復活した。そのままコピー作業を進めいたが、再発して、今度はどうにもならなくなった。クイックメニュー→ディスク情報を見ると、「ディスク保護:あり」になっている(事前には見ていなかったが、後述の2の時には、「記録フォーマット:-」となっていた)。

そのまま何か月か放置していたのだが、HDDを換装することにした。そこで、ついでにいろいろ試してみたので記録しておく。けど、試してダメだったことの記録です。

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試したことは以下。

  1. PCにつないで、CrystalDiskInfoで確認
    注意と出た。画像は以下。内容はよくわからない。
    直接関係ないが、PCのDドライブも注意になっていた。これも換装予定だが、早くしないとやばいかも…。
  2. HDD換装後、外付けUSB-HDDドライブとして接続
    新品のHDDを内蔵HDDと換装し、フォーマット、初期化を実施。その後取り出したHDDをHDDケースに入れて、外付けUSB-HDDとしてつないでみた。ネット情報では見れるという事だったので、そのつもりだったのだが、ダメだった。初回は、新規HDDとして登録・フォーマットを進める画面となったのでキャンセル。1でPCにつないだことで何かしちゃったかと思ったが、再度内臓に接続すると、元と同じ。再度換装して外付けにして、見るナビを見ると、録画なしになっている。ディスク情報では、「記録フォーマット:不明」「ディスク保護:-」になっている。死にかけのHDDだからかと思ったが、再度換装して(旧を内蔵に)、新品HDDを外付けにしたが、同様だった。そもそもこの機種では、内臓を外付けで見ることはできないのかも。新品で初期化したのは関係ないと思うけど…。
  3. 隠しコマンド
    「ディスクに異常があり、再生以外できません。」で検索すると、「ディスク保護:あり」がその原因で、解除すればよいようだ(「ズーム+931+ズーム」等で検索。特に価格.comの口コミ)。番組ナビにして、リモコンで、「ズーム→9→3→1+ズーム」と押してから電源OFF,ONすれば解除されるという情報が出てくる。ピッと音がするとのことだが、反応なし、解除もされない。931~940の間のどれかという情報もあったので試したがダメ。リモコンの右横にある、チャンネル切替と通常を切り替えるスライドスイッチを両方の状態で試したがダメ。ただ、検索で出てきた、ズーム+701+ズームで初期化というのは、液晶にINITとでて機能した。また、スライドスイッチをどちらにしても機能したので、スライドスイッチは関係なさそうだし、保護解除のコマンドは、この機種では効かないのだろう。検索で出てくるのは、RD-X10等のRD機種が多い。真偽は不明だが、隠しコマンドが出回ってしまったので変更(削除)されう記載もあった。冒頭に書いたように一度うまくいった可能性があるので、そうとう何度も試したが、諦めることにした。
  4. ubuntuでコピー
    参考情報
    1. レグザHDDコピーソフト「REGZA HDD Easy Copy」の使い方
    2. VirtualBoxのUbuntuで「REGZA HDD Easy Copy」を使う
    3. UbuntuでUSBメモリのマウント
    4. Ubuntuで外付けHDDをマウントする
    大まかに言うと、Linux(Ubuntu)で旧ディスクのすべてのファイルを新ファイルにコピーして、識別情報(UUIDというらしい)もコピーし、差し替えるという事をGUI化したソフトらしい。同じURL(の一つ上)には手動でやる方法も記載されている。壊れたHDDの救出が目的ではなく、HDDのサイズアップや高速コピーが目的らしいが、これができれば救出できる。REGZAのTV用だが、レコーダーでも行ける機種がありそうとの記載がある。
    UbuntuのライブDVDを焼いてから立ち上げ、作業するという内容だったが、参考情報2には、VirtualBoxを使う方法が書いてある。私のPCには、vmwareが入っているので、それでやってみることにした。
    参考情報を見ながら、vmware上に、ubuntuをインストール、ソフトをインストール、起動。ところが、コピー元、コピー先のディスクを選ぶところで、それらしきものが出てこない。mountコマンドで見てみると、どうもマウントされていないようだ。参考情報3,4を見てマウントしようとしたが、エラーがでてできなかった。死んでるからかとも思ったが、新品の方もできない。確認したことは以下。
    • 参考情報3を参考に、USB-HDDを繋ぐ前後で、"ls /dev/sd*"で変化を確認。/dev/sdb, /dev/sdcがつないだUSB-HDDのようだ。デバイスは認識されてるってことかな?
    • 参考情報4を参考に、"sudo fdisk -l"。ディスクとしては表示される。vmwareの仮想ディスクは、デバイスとしてマウントされている情報がでるが、USB-HDDはデバイスという項目がないので、マウントされていないのだろう…。
    • 参考情報4を参考に、手動でマウントを試みたが、エラーがでてできなかった。
      "wrong fs type, bad option, bad superblock on /dev/sdb, missing codepage or helper program, or other error."
    なんとなく、ファイルシステム(フォーマット)が違うような気がしてきた。
  5. ubuntuでリペアー
    参考情報
    1. レグザHDD復旧ソフト「REGZA HDD Easy Repair」の使い方
    4の仲間にリペアーソフトがあった。よく読むと、そのソフトを使うより別の方法を進めているようだが、確認だけしてみようと思って立ち上げてみた。
    機器検索するとドライブは見つかるが、記憶領域は空欄で見つからない。やっぱりファイルシステムが違うのでは…。思い切って修復実行をクリックしてみたが、何も起こらず。
ということで、ほぼ一日使っていろいろ試してみたが、ダメだった。4,5からすると、参考情報が想定したものとファイルシステムが違っていると思われる(ソフトはxfsを想定)。もうちょっと調べていると、古いREGZAはUDFというファイルシステムらしく、それの復旧記事(ヒント)もいくつか出てきた。ちょっと敷居が高いので、一旦ここまで。URLだけメモっておく。気が向いたら、頑張ってみる。

参考情報