ELECOM e:RECO(ELD-ETV020UBK)殻割り(分解)、取り出し

2020-12-26

分解

HDDレコーダー(DBR-Z160)のHDDが壊れた(再生のみできる状態)ので、換装することにした。


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参考情報

取り出したHDDを外付けでつないで録画済み番組を救出したかったので、HDDとHDDケースを購入したかった。そこで価格を比較したところ、表題の機種を購入して分解するのがお得そうだったので、そうすることにした。ちなみに、HDDケースを分解する事を殻割りというらしい。

いつものように先人に頼ろうと思って検索したのだが、この機種のは見つけられなかった。ということで、珍しく他の人の情報がない(可能性が高い)記事になります。といいつつ、実際はケースの爪を破壊してしまったので、そのつもりでお読みください。

初期不良の確認のため、PCにつないでフォーマット、またDBR-Z160にもつないでみて、どちらも異常はないことを確認後、分解作業にはいった。保証は効かなくなるけど、まぁ仕方がない。

購入したのはこれ。型番は表題の通り。中身の分解前の写真は取り忘れた。

この機種の側面はぴったりと合わさっておらず、メーカーがエアフロー構造(空気溝)と呼んでいる(参考情報1)溝があるので、その部分にドライバー等をいれると、簡単にこじる事ができる。どこにパッチン(スナップフィット)があるかわからないので、開きそうなところにドライバーを入れてひねるとパチッと外れるところがある。長辺(側面)側は比較的簡単に外れた。ただし傷はつくので気になる人は柔らかいもの等を使ってください。

反対側の長辺側も外す
短辺側は大きな面に合わせがあるのだが、よくわからず側面からこじって開けた。写真は端子がある側。
反対側も。この時点で、端子がある側の短編側の爪3か所の内2か所が破壊していた模様。
端子と反対側の短編のパッチンはどうしても外れず、のこり3辺は外れていたので、ぐいぐい開いていって折って外した。
折れた爪
爪が折れた痕
HDDと基盤の接続部
接続部は、HDDを上から押さえながらスライドさせると外れる。
取り出したHDD。Westan Digital WD20EZRZ(WD Blue)だった。
爪の位置確認。蓋(コネクターが無い)側。下写真で下側がコネクター側。角4か所に小さい爪。短辺に3か所づつ。長辺に2か所づつ。短辺下側の爪は右側の2か所が割れてしまっている。(短辺下側以外は、四角い穴が開いているところが爪部。少し下の側面に穴が開いていて、相手のフックが掛かるようになっている。
本体(端子がある)側。短辺上側は爪が折れて取れてしまっている。
パッチンはかなり破壊したが、閉めればきっちり止まっている感じなので、自分で使用する分には問題なさそう。
パッチンの位置が分かってから考察するに、端子反対側の爪を折ってしまった部分は、残り3辺が外れていたので反対側を開き気味にして外そうとしていたが、そうするとフック部が食い込むので外れなかったのだろう。また構造的には、端子側のパッチンだけ構造は弱そうだし、爪のかかりも少ない。試すことはできないので正解かどうかはわからないが、以下の手順がよかった気がする。長辺側の4か所のパッチンを外す(ちょっと開いておく)。端子反対側の短辺のパッチン3か所を外す(ここは長辺側と同じ構造なので、同じように外れたはず)。残りは頑張る(端子側は再現してみたが、パッチン部分の空気溝をこじっても外れない。上記同様に側面の角からこじるしかなかった)。
相当破壊しながらの分解なのでよい例ではありませんが、パッチンの位置だけでも参考になれば幸いです。
取り出したHDDの行く末は、参考記事2,3参照。