NEX用Tリング購入の続き。
5/21の金環日食に向けて、先週Tリングを購入した。今日は、太陽観察用のフィルターを作成した。
参考情報
材料
アストロソーラーフィルターは、A4サイズ程度のフィルムで、それだけでは望遠鏡やカメラ、双眼鏡に取り付ける事はできない。2009年の皆既日食時にカメラ(α350)用他は作成してある。その時はツアーで中国の上海近くの平湖(ピンフー)での観測だったので、望遠鏡までは持っていけなかったため、望遠鏡用は作成していない。ちなみに、当日は前後の時間は晴れや曇りだったのに、皆既時間帯を狙ったように大雨が降った。暗くはなったけど、皆既は観測できなかった。皆既と金環では大分違うが、今回はそのリベンジの気持ちがある。
参考情報1に、取り付け用枠の作成方法が詳しく説明されている。ただ、二つの厚紙の筒の間に挟むので、どうしても端がよれそうな気がする。また、筒に差し込んだときにストッパーがないので、筒の先端がフィルターに当たってしまってフィルターに力がかかりそう。そこで、発泡スチロールを使った方法を考えて、前回も作成した。今回も同様のものを作成した。どっちがいいかはわからないけど。
*目視観測中にフィルターが外れると危険です。これはカメラでの撮影用に作成しています。各自の判断で参考にしてください。
作業
ピント合せが非常に難しい。カメラのマニュアルフォーカス用の拡大機能を利用したが、ピント合わせ用のダイヤルを回すと揺れてしまって分かりにくい。揺れがなくてもピークを掴むのが難しそうだ。特に太陽の場合は黒点を見たが、黒点自体がぼやけていそう。日食当日、黒点が見えていなかったら最悪だ。風景で合わせておけばいいのかもしれないが、熱で変わるかも。星の場合の方法として、対物レンズ前に、2つの穴を空けた絞り(厚紙製)を置くと星が2点に見えるので、1点に合わせるという方法があるようだ。カメラのAFの位相差検出方式と同じ原理だろう。日食までに試してみよう。
5/21の金環日食に向けて、先週Tリングを購入した。今日は、太陽観察用のフィルターを作成した。
参考情報
材料
- BAADER AstroSolar Safety Film(アストロソーラー太陽フィルターシートbyバーダープラネタリウム)。2,800円。2009年7月22日の皆既日食用に購入。秋葉原の天文ショップで購入したと思う。
- 厚紙。適当な箱を開いて利用。
- 発泡スチロール板。105円。ダイソーで以前購入。厚さ1cm程度だが、もう少し厚いほうがいいと思う。スーパーで保冷用の物をもらえないかと思って物色したが、見つからなかった。
- ロータリーカッター。105円。ダイソーで以前購入。
- カッティングベース。私にしては珍しいことにOLFA製だった。最近は100円ショップでも売っている。
- 発泡スチロールカッター。105円。ダイソーで以前購入。
- ステンレス針金、#30φ0.28mm。105円。キャンドゥで前の日食の時に購入。
アストロソーラーフィルターは、A4サイズ程度のフィルムで、それだけでは望遠鏡やカメラ、双眼鏡に取り付ける事はできない。2009年の皆既日食時にカメラ(α350)用他は作成してある。その時はツアーで中国の上海近くの平湖(ピンフー)での観測だったので、望遠鏡までは持っていけなかったため、望遠鏡用は作成していない。ちなみに、当日は前後の時間は晴れや曇りだったのに、皆既時間帯を狙ったように大雨が降った。暗くはなったけど、皆既は観測できなかった。皆既と金環では大分違うが、今回はそのリベンジの気持ちがある。
参考情報1に、取り付け用枠の作成方法が詳しく説明されている。ただ、二つの厚紙の筒の間に挟むので、どうしても端がよれそうな気がする。また、筒に差し込んだときにストッパーがないので、筒の先端がフィルターに当たってしまってフィルターに力がかかりそう。そこで、発泡スチロールを使った方法を考えて、前回も作成した。今回も同様のものを作成した。どっちがいいかはわからないけど。
*目視観測中にフィルターが外れると危険です。これはカメラでの撮影用に作成しています。各自の判断で参考にしてください。
作業
- 厚紙切抜き
望遠鏡先端部の筒の外径は、φ11cm程度だった。
外径φ13cm/内径φ11cmのドーナツ状に切り抜いたもの1枚。
外径φ13cm/内径φ10cmのドーナツ状に切り抜いたもの1枚。
ロータリーカッターがあったので利用したが普通のカッターでも問題ないだろう。 - 発泡スチロール切抜き外径φ13cm/内径φ11cm弱のドーナツ状に切り抜き。発泡スチロールカッターで切り抜いた。内径部は中刳りが必要なので、尖った物(シャーペン)で穴をあけてから発熱線部分を一旦外して通す必要がある。もともと付いているものは外しにくかったので、切り取ってしまって、ステンレス針金を使用した。実はこの針金は前回日食時に同様の事をするために購入したものだが、その時は発泡スチロールカッターはなかったので、ハンガーの両端に張って自作した。
内径部は、望遠鏡先端部に現物合せしながら、しっくり圧入出来るぐらいに調整する。観察中に風などで外れると危険なので、きつめにする。
筒に差し込み易い様に、片側にC面を取った。 - アストロソーラーフィルター切り抜き
φ12cmに切り抜き - 組立
厚紙の間にアストロソーラーフィルターを挟んで、内径φ10cm側を発泡スチロールのC面と逆側に載せて、テープで固定。付属の取説に、フィルムは多少弛んでいる方がよいと書いてある。樹脂フィルムなので、応力がかかると複屈折がでてよくないのだろうか?。
右図で内側に厚紙がはみ出しているのがポイント。筒にかぶせたとき、厚紙が先に当たることでフィルターに力がかからない。実は以前作ったときは同様にしていたのに、今回作ったときにこのことを忘れていて、筒にかぶせたときにグチャッとなってしまい、作り直した。
撮影確認
少し時間を置いて2枚撮影した。黒点が動いている。縦回転?
夜、月を撮影した。実は知らなかったのだが、スーパームーン(の翌日)だったらしい。
ピント合せが非常に難しい。カメラのマニュアルフォーカス用の拡大機能を利用したが、ピント合わせ用のダイヤルを回すと揺れてしまって分かりにくい。揺れがなくてもピークを掴むのが難しそうだ。特に太陽の場合は黒点を見たが、黒点自体がぼやけていそう。日食当日、黒点が見えていなかったら最悪だ。風景で合わせておけばいいのかもしれないが、熱で変わるかも。星の場合の方法として、対物レンズ前に、2つの穴を空けた絞り(厚紙製)を置くと星が2点に見えるので、1点に合わせるという方法があるようだ。カメラのAFの位相差検出方式と同じ原理だろう。日食までに試してみよう。
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