IMAシステム点検

2024-08-05

FIT

「IMAシステム点検」という警告が出た。


参考情報

  1. IMA警告灯への対処_①ヒューズ確認とDTC消去
  2. IMA警告灯への対処_②IMAバッテリー冷却ファン清掃
  3. IMA警告灯への対処_③バッテリーファンを交換
  4. IMAシステム点検警告灯が点灯したのでディーラー行くと、費用は39,380円でした!
  5. ホンダフィットのIМAシステム点検はIPU冷却フ…
  6. フィットハイブリッドIMA異状
  7. フィットシャトルハイブリッド 冷却用ファン故障
  8. H車フィット IMA警告、チャージランプ警告多数


自動車は、HONDAのFIT HYBRID (DAA-GP1。フィットハイブリッドの初期型)。購入から13年、総走行距離は77,712km(発生後の最初の停車時)。

東京から関西の方へ向かって、新東名を走っている途中に、表示がでた。家からは160kmぐらいのところ。とりあえず次のPAで停車。ネットで調べると、IMAのファン系のトラブルのようだ。ヒューズが切れている可能性があるということで確認(53番が本命のようだが、IMAと書いてる42,12も念のため)したが、切れてはいなかった。


右の端の列の上から2番目の抜けているところが53番。
なんか端子が焦げたような感じで異常かと思ったが、いくつか他のもみたら全部同じような感じだった(右が外したもの。左は新品)。

念のため53番は予備のヒューズに交換。


他には、修理でファンの交換をしたという情報もあった。

なお、この時点で見たのは、参考情報1,4,5。


マニュアル(P228)を見ると、「高速走行を避けて、ただちにHonda販売店で点検を受けてください」と書いてある。

エンジンをかけ直すと、表示は消えていた。ただちに走行禁止というわけではないみたいだし、一時的に温度が上がったとかかもしれないので、様子をみながら走ることにした。ちなみにこのところ大変暑い日が続いているが、まだ6時代だったので、メーター部の外気温表示は28℃だった。


けど、しばらく走るとやっぱり表示がでた。このまま関西まで旅行は無理と判断して、次のIC(新静岡)で高速を降りた。最寄りのコンビニへ寄って作戦会議。この時点で7:30頃だったが近くのHondaが開くのは10時。下道を50km/hぐらいで走りながら東京へ向かうことにした。頻発するようならその時点でHondaへ寄ることにした。


結局30分から1時間程度ごとに警告が表示されて、最寄りのコンビニ等に停車。4回から6回表示されながら家まで帰った。表示されて停車しても、すぐにエンジンを切ってかけ直すと表示は消えている状態だった。一度表示されるとエンジン切るまでは消えない仕組みになっているけど、異常な状態(高温?)自体はすぐに解消されてるという事かな?
また、停車したときに確認すると、ファン自体は回っていそう。しばらく(数分)エンジンかけたままにしていてもファンは止まらなかった。エンジン切ると、20秒ぐらい回ってから止まっていた。気にしていると走行中も回っている音が聞こえていた。念のため空気抵抗がへるかと思って、排気部のカバー(リアハッチの横左側)は外しておいた。


(高速深夜割引のために)3:30に出発、家に帰りついたのは16:30頃だった。疲れた。


ちょっと休憩してから、最寄りのHondaに電話。8/6から8/15まで休みなので(当日は8/2)その前(8/5)に返せるかどうか確約できないけどあずかることはできるという事だったので、すぐに持って行った。上記のような経緯を説明してあずかってもらう事になった。その際いくつか質問した(帰りに運転しながらいろんな事が浮かんできたのでメモしていた)のでその内容を記載しておく


Q:発熱するのはバッテリーか制御ユニットか、また充電中か放電中か

(どういう運転すればいいのかな?と思っていたから)

A:基本は制御ユニットで充電中


Q:冷却には走行風を使っているか?

(取り入れ口が底にあるなら詰まってるとかあるかもと思ったから)

A:使ってない。ファンで冷却


Q:ヒューズの端子が黒いのは正常?

A:後で現物を確認する→結果聞かなかった

Yahoo!知恵袋にいくつか質問があったが、回答とかみ合っておらず解らなかったが、他の方でも同様の事は起こっているということで…


Q:ホンダで車検していたら(コバックでしていた)、事前にわかっていたか?

A:わからない。車検時点で異常がなければ検出はできなかっただろう


2日後(8/4)に電話があり、やはりファンの回路異常という結果が残っている。恐らくファンの交換で直る、在庫も見つかったので休み前(8/5)に直る、見積額(後述)も提示があり、修理をお願いした。ただし、1時間ぐらいエンジンをかけてみたが再現はしなかったとの事。もし(修理内容が)外れ(再発)した場合は?と確認したら、部品代はどうにもできないが、再修理の時に工賃で考慮するとの事だった。


8/5に修理ができたと電話があり受け取りに。

整備内容

IMAシステム点検表示(P1448)、IPU冷却ファン回路異常、モーターASSY., ファン 1J816RE0003交換

部品代:21,560円 + 技術料:18,150 = 39,710円

だった。

回路異常でファン交換なの?と聞いたら、回路異常という内容にはファンも含まれており、今までの経験でファン交換で直っているということだった。(実際にはモーターユニットに基板もついていた(後述))


別用途でちょうどファンが欲しいと思っていることがあったので、交換した現物をもらってきた。

単純な12VDCモーターかと思っていたら、端子は4つあるし、基板ついてるし、なんとなくモーターは3相みたいだし、流用は難しいなぁ。


あとから検索するともっと詳しい情報がいろいろ出てきた。まぁまぁ発生しているようだし、ヒューズ切れの場合以外はファンユニット交換で直っているようなので、多分大丈夫だろう。再現させる(修理の確認)には、暑い日に高速を走らないといけないと思うので、あえてリスクをとって帰省に使用してみることにした。


自分で直している人もいた。事前にコレを見ていたらちょっと考えたかも。まぁ悩まずにすんだので後からでよかった。


あと当日の帰りに運転しながらIMAのハイブリッドなら、ハイブリッド切って走る事できないのかなぁと思っていたのだが、トランク下のハイブリッドユニットにスイッチがあり、切ることができるみたい。参考情報6には、試してないけど走れるのかも と書いてあった。


このモーターアッシー、型番で検索すると、ヤフオクにいっぱい出てくる。モノタロウでは新品が買えるようだ。