エコカラット-ウォークインクローゼット編-1

2011-05-03

DIY

ウォークインクローゼット内の壁にエコカラットを貼った。

マンションのオプションの花と言えばエコカラット(私の思いこみ)。モデルルームでは必ず貼られている(と思う)。ただ、マンションオプションの常で非常に割高である。オプションの申込時に調べたところ、材料費はオプション代よりはるかに安く、自分で調達・作業可能みたいだったので、DIYすることにしていた。
そうは言っても、いきなりリビングに作業するのは失敗した時のリスクが高いので、ウォークインクローゼット内の壁で練習することにした(下記エコクラブ様ご推奨)。エコカラットは調湿力やにおい吸着力があるので、クローゼット内にもいいらしい。
また、壁紙の上から張り付けると、エコカラットの重みで壁紙ごと剥がれてしまう可能性があるので、壁紙をはがすか、タッカーで壁紙を下地(石膏ボード等)に打ちつける必要があるとのこと。リビングに貼るとするとコンクリート上の壁紙部分なので、壁紙をはがす必要がある。その練習にもウォークインクローゼット内の壁が適していた。

参考サイト

材料
    • ECO-303/TK1(たけひご平TK1 2ケース)。12,540円(6,270円 x 2+送料0円) 。練習用なので、単価が安いものから選択。
    • ECC/SP1(たけひごTK1に合うカラットコーク)。810円(600円+送料210円)
    • ECN3-1KG(エコぬーる1KGタックチューブ)。1,980円((780円+送料210円) x 2)
    • ECN2-10KG(エコぬーる10KGセット)。4,750円(4,500円+送料250円)
      作業をしていて足りなくなったため追加注文。
    すべて税込。タイルのシンユウで購入。送料がそれぞれかかるのがちょっと納得できないけど、それでも探した限りで最安値。

    購入物全体。エコぬーる10KGセットは右の袋x2個)

    エコぬーる

    カラットコーク


     
    道具
    • やすり。昔ボトルシップを作った時に購入したNTドレッサーを持っていたのでそれを使ったが、紙やすりを取り付けて使う持ち手付きの台があるので、その方がいいかも。
    • スクレーパー。105円。ダイソーで購入。
    • 左官ゴテ。378円。ケーヨーデーツーで購入。
    • くしべら。100円ぐらいであるような事をどこかで見たので、ホームセンターを回って探したけど、左官ゴテのような値の張るものしかなかった。100円ショップのプラスチックのまな板をカッターで切って加工した。105円。ダイソーで購入。

    • エコぬーるケース(米用の密閉容器)。105円。ダイソーで購入。
    • 水準器。210円。ダイソーで購入。ちょっと斜めっている気がする…。

    作業
    カット
    貼りつける壁のサイズは、幅930mm x 高さ2313mm。幅については、エコカラット3枚で少し余るが、多少コーナーRがあるのと、この後ハンガーを設置して隠れる予定があったので、そのまま貼ることにした。高さ方向は8枚で余りがでるのでカットする必要がある。さて、いくらにカットするかだが、上記参考サイトなどの情報によると、
    • 熱による伸縮や地震による揺れなどを考慮して(情報源不明)、多少隙間を開けながら貼るのがよいらしい。スターターキットには楽省スペーサーというt=0.25mmの厚紙が入っていて隙間を作るようになっている。
    • 壁というものは、正確に長方形ではない。施工のゆがみが多少あるもの。 
    • エコカラットは、303mm角ということになっているが、多少誤差がある。
    • 最後に隙間ができてしまっても、カラットコークでごまかせる。
    ということだったので、303mm x 7枚 + 187mm = 2308mmにして、5mm余らすことにした。最後に入らないと最悪だし(やすればいいだろうけど)、高さ240cmや5cmのところに厚さ(2~3mm)程度の隙間ができても分からないだろう。
    作業方法は、上記サイトを参考にして行った。
    187.5mmで裏面に鉛筆で罫書きを入れ、 カッターで切り込みを入れる。1回目はカッターを寝かして軽く線を入れて、2回目から立てて深めに切り込みを入れる。3から5回切り込みを入れてそこそこ切子がでたら、段差のあるところで押して割る。今回は幅の狭い側(使わない側)を押したが、割れた跡の欠けが、押した側の方が少ないようだった。今度は使う側を押した方がよさそう。その後やすりがけ。そのとき裏面のほうが幅が狭くなるように若干斜めにかける。表から断面が見えないように。

    カット後全体(右は拡大図)

     カット後断面(左:ケガキ後割ったままの状態。右:やすりがけ後)

    壁紙はがし
    初期状態

    左右2cm、上下1cm程度内側を鉛筆で罫書きを入れる。端っこはエコカラット貼り付け後多少見えるかもしれないので、壁紙を残すことにした。カッターで壁紙に切り込み。2度目にカッターを入れると、コンクリートの感触がある。これがたりなかった所は、壁紙をはがすときにバリッという感触がした。壁紙の下はコンクリートなので気にせずカッターをいれたが、後で見ると意外と切り込みが入っていた。意外と柔らかいみたいだ。後のスクレーバーの作業でも多少削れた。

    角から壁紙をはがし始めたところ。

    壁紙は、右端に近いところでつなぎ目があった。さらにはがしていく途中に異形の部分を発見。壁紙を貼る作業の時に何かがあって修復していたのだろうが、全然気づいていなかった。 重なることなくぴったり継ぎ合わせるのは難しそう。なんかやり方があるのかなぁ…。今後のために知っておきたい。

    どんどんはがしているところ。はがした部分が長くなってきてひっぱりにくくなってきたので、棒に巻きながらはがした。はがした壁紙は、今後何かをやらかしてしまった時の修復のためにきれいにとっておきたかった。

    はがし終わった後。薄皮が残っている。壁から剥がしたというより、壁紙を削いだという感じ。これでは強度アップの目的を果たせない恐れがあるので、薄皮も剥がした。スクレーバーでこすったりしたが、よく濡れた雑巾で拭いて十分湿らしてしてから作業するのが効率がよかった。最後に雑巾で剥がし残しと糊をふき取り。

    薄皮も剥がし終わった状態。薄皮はがしのため濡れている。

    今日はここまで。
    エコカラット-ウォークインクローゼット編-2に続く