エコカラット-ウォークインクローゼット編-2

2011-05-04

DIY

エコカラット-ウォークインクローゼット編-1の続き

ここからなぜか写真が残っていない(実は、大分後からこの記事を書いています)。撮ったはずなんだが。

作業開始前
壁紙を剥がした後。昨日濡れていた壁は乾いている。


作業続き
エコぬーる塗布
いろいろ検索・調査してみると、エコカラット側に塗る人と、壁側に塗る人がいるみたい。
作業スピードが遅いためにエコぬーるが乾いてしまうのが心配だったので、1枚づつエコカラット側に塗り、すぐに貼り付けることにした。
今回使用したエコぬーるはチューブ入りだったので、エコカラットを裏返してチューブから搾り出し、くしべらで量を調整する。余った分は、次のエコカラットに乗せて利用した。

途中でチューブのエコぬーるが切れてしまった。1Kgのエコぬーるでエコカラット1箱分ぐらいは使えるということだったので、多く塗りすぎていたのかも。10Kgセットを追加購入。

ここからは、チューブ入りではなくなったのと多少慣れたので、ケースに移したエコぬーるをスプーンですくって左官ゴテにのせ、壁に塗った。その後くしべらで均した。左官ゴテで多めに塗って、くしべらで余分な分を取り除くイメージの方が効率よく塗れるようだ。
貼り付け
下から順に張り付けて行く。張り付けた後、むにゅむにゅっと押しつけながら動かして、接着面をなじませる。垂直面でもはがれおちることはない。ただ、多少は重力で下にずれるかもと思って、下から貼った。上から貼る方がそろいやすいので仕上がりがよいという考え方もあるみたいだ。
スターターキットには多少隙間を開けて貼るために楽省スペーサーというのがついているらしいので、厚紙を切ったものを用意して下側に挟みながら並べて行った。その時上側に水準器をのせて水平を見ながらかつ横と高さがそろうように、厚紙スペーサーを挟む枚数を加減した。ただ、なんかいつも片側が下がり気味になる。水準器が100均製だからかも。でもそれだと一列並べた後はずれないはず。エコカラットが多少歪んで(平行四辺形とか菱形とか)いても起こりうる。市松張りだが裏面の印刷をみて縦線・横線それぞれの向きはそろえたので、そのせいかなぁ…。
また、実は壁面が平面ではないため、多少片側が浮く感じになる場合があった。室内の壁をよく見ると、普段は気にならないレベルだが、確かにうねっている。コンクリートの壁面というのは、よく工事現場でみる木枠に流し込んで作るのだろう。その後左官職人の仕上げがあるのかないのか…。そういえばマンション購入時に読んだ本に、「コンクリート面の上に接着剤の団子を置いて石膏ボードを貼った物件があるが、音が共鳴するのでよくない。なぜそういう事をするかというと、壁面を平らに仕上げるのは結構大変なためクロスの直張りは難しから。」と書いてあった気がする。記憶の曖昧さを含めて真実は不明だが、平面にするには何か建築上の課題があるのだろう。施工業者によっては、エコカラットを貼る前の下地処理として、パテか何かで平面を整える場合もあるらしい。別法としては、エコぬーるを多めに塗って吸収する方法もあるらしい。今回はクローゼットの中だし段差も許容レベルと判断してそのまま貼り付けた。
カラットコーク
最後に周りの隙間をカラットコークで埋めると、見栄えが良くなるらしいが、今回はクローゼットの中だし、ハンガーのフレームで隠れる予定なので、そのままにする。
完成写真
冒頭に書いたように写真は残っていないのだが、ハンガーを作成した時の写真に写っているので掲載する。
個人的には満足な出来栄えである。クローゼットの中にはもったいない。