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参考情報
関連記事1で放熱グリスを購入したが、結局グリスを塗るところまで行き着けず断念した。そういえばLet's noteも熱いなぁと思い、せっかく購入したので塗ってみたくなった。
分解を検索していみると、参考情報1がみつかり、まさに放熱グリスらしき写真が写っていたので、同じように分解して、塗ってみる事にした。以下実施記録だが、反省があるので、もし参考にされる方がいたら、最後の方も確認ください。
裏面の初期状態。ビスの位置を紙に書いて、その上から両面テープを貼った。
外したビスを両面テープに貼り付け。キーボード部を外すには、ここまででよさそう。(一個多かったかも)
キーボードは、左側の引っかけ部と右の方の両面テープで止まっているので、右の方に細めのマイナスドライバーを差し込んで持ち上げ、バリバリとはがしていく。写真の少し黄ばんだ物が両面テープ。接着面積はあまり広くないが、結構強く引っ付いていた。一方キーボードは薄い金属の板の上に組み立てられているので、はがす時に曲がってしまった。できるだけ手でまっすぐに戻しておく。
キーボードをはがした後、元の位置に置いた写真。左辺上と下辺左に引っかけ部がある。
ホイールパッドの上にあるテープを剥がすと、キーボードのコネクターがあるので、FPCを抜くとキーボードが外れる。
更に、左側の黒いテープを剥がしたところ。こちらは全面に糊がついているので、かなりバリバリ剥がす感じ。 左は剥がしたテープの裏側。
本体の銅色の部分と剥がしたテープの銀色の部分の左下に、放熱グリスと思われるものがついているが、乾いてしまっていた。乾いていると放熱性が落ちるらしい。
銀色の物は、放熱グリス部分からファンの上につながっているので、導熱のための部品と思われる。本体側に付いていると思っていたので、銀色の物を押さえながら、黒テープだけを剥がしていったため、銀色の物が写真のようにベコベコになってしまった。また右写真のように一部がはがれてしまった。薄い(たぶん)アルミの板の間に黒いもの(右写真の下部分)が挟まったような構造になっている。もし何か導熱性の液体が染み込ませて封止してあるのだとすると、乾いてしまって導熱性が悪くなってしまうかも。実際は銀色の物は本体側には止まっておらず、黒テープと銀色の物を剥がす必要はなかった。でも黒テープは本体に強く引っ付いているので、一緒に剥がそうとすると、銀色の物が曲がってしまったかもしれない。うまく周りから剥がせば大丈夫かもしれないが、できればはがさない方がいいだろう(最後の反省参照)。
元の放熱グリスを拭き取り。 食器用消毒用アルコールで拭いたが、水分が含まれているので…。
新しい放熱グリスを中央部分に絞り出したところ。
適当なもので伸ばした。塗り方としては、延す派と中央に盛り上げて押しつぶす派があるようだが、あまり硬いものではなく強くは押せない感じなので、延す事にした。
本体側の元のグリスがついた部分。左上は冷却ファン。まずは、ファンの埃をカメラ用のブロアーで埃を吹き飛ばした。TypeZの時はエアーガンで強く飛ばしたのだが、今回はなかった。できればエアークリーナーのようなものの方がいいだろう。
元のグリスを拭き取った所。新しいグリスを塗って伸ばした。
グリスを塗った部分からファンの部分に向けて少し凹んでいるが、そこに銀色の導熱部品が嵌るようになっている。
導熱部品を下にして、黒いテープを元に戻して貼りつけたところ。テープが貼りつく前に、放熱グリスを塗った部分をグリグリして密着させたが、テープが引っ付くので作業しにくい。黒いテープはしわしわになってしまった。ただ、キーボードが盛り上がるほどではなかった。
キーボードを裏返した状態で、ホイールパッド上部のテープを剥がして、FPCを接続。
左辺上と下辺左の爪を引っかけた状態でキーボードを元に戻して、両面テープ部分を押し付けて、裏からビスを締めて完成。
ただ、キーボードを剥がしたときに曲がったので、できるだけ戻したとはいえ多少波打ったようになってしまった。特に右側を最初に剥がしたのでそのあたりの反りが大きく、右下の辺りに適当な両面テープを追加した。
反省点
参考情報
関連記事1で放熱グリスを購入したが、結局グリスを塗るところまで行き着けず断念した。そういえばLet's noteも熱いなぁと思い、せっかく購入したので塗ってみたくなった。
分解を検索していみると、参考情報1がみつかり、まさに放熱グリスらしき写真が写っていたので、同じように分解して、塗ってみる事にした。以下実施記録だが、反省があるので、もし参考にされる方がいたら、最後の方も確認ください。
裏面の初期状態。ビスの位置を紙に書いて、その上から両面テープを貼った。
外したビスを両面テープに貼り付け。キーボード部を外すには、ここまででよさそう。(一個多かったかも)
キーボードは、左側の引っかけ部と右の方の両面テープで止まっているので、右の方に細めのマイナスドライバーを差し込んで持ち上げ、バリバリとはがしていく。写真の少し黄ばんだ物が両面テープ。接着面積はあまり広くないが、結構強く引っ付いていた。一方キーボードは薄い金属の板の上に組み立てられているので、はがす時に曲がってしまった。できるだけ手でまっすぐに戻しておく。
キーボードをはがした後、元の位置に置いた写真。左辺上と下辺左に引っかけ部がある。
ホイールパッドの上にあるテープを剥がすと、キーボードのコネクターがあるので、FPCを抜くとキーボードが外れる。
更に、左側の黒いテープを剥がしたところ。こちらは全面に糊がついているので、かなりバリバリ剥がす感じ。 左は剥がしたテープの裏側。
本体の銅色の部分と剥がしたテープの銀色の部分の左下に、放熱グリスと思われるものがついているが、乾いてしまっていた。乾いていると放熱性が落ちるらしい。
銀色の物は、放熱グリス部分からファンの上につながっているので、導熱のための部品と思われる。本体側に付いていると思っていたので、銀色の物を押さえながら、黒テープだけを剥がしていったため、銀色の物が写真のようにベコベコになってしまった。また右写真のように一部がはがれてしまった。薄い(たぶん)アルミの板の間に黒いもの(右写真の下部分)が挟まったような構造になっている。もし何か導熱性の液体が染み込ませて封止してあるのだとすると、乾いてしまって導熱性が悪くなってしまうかも。実際は銀色の物は本体側には止まっておらず、黒テープと銀色の物を剥がす必要はなかった。でも黒テープは本体に強く引っ付いているので、一緒に剥がそうとすると、銀色の物が曲がってしまったかもしれない。うまく周りから剥がせば大丈夫かもしれないが、できればはがさない方がいいだろう(最後の反省参照)。
元の放熱グリスを拭き取り。 食器用消毒用アルコールで拭いたが、水分が含まれているので…。
新しい放熱グリスを中央部分に絞り出したところ。
適当なもので伸ばした。塗り方としては、延す派と中央に盛り上げて押しつぶす派があるようだが、あまり硬いものではなく強くは押せない感じなので、延す事にした。
本体側の元のグリスがついた部分。左上は冷却ファン。まずは、ファンの埃をカメラ用のブロアーで埃を吹き飛ばした。TypeZの時はエアーガンで強く飛ばしたのだが、今回はなかった。できればエアークリーナーのようなものの方がいいだろう。
元のグリスを拭き取った所。新しいグリスを塗って伸ばした。
グリスを塗った部分からファンの部分に向けて少し凹んでいるが、そこに銀色の導熱部品が嵌るようになっている。
導熱部品を下にして、黒いテープを元に戻して貼りつけたところ。テープが貼りつく前に、放熱グリスを塗った部分をグリグリして密着させたが、テープが引っ付くので作業しにくい。黒いテープはしわしわになってしまった。ただ、キーボードが盛り上がるほどではなかった。
キーボードを裏返した状態で、ホイールパッド上部のテープを剥がして、FPCを接続。
左辺上と下辺左の爪を引っかけた状態でキーボードを元に戻して、両面テープ部分を押し付けて、裏からビスを締めて完成。
ただ、キーボードを剥がしたときに曲がったので、できるだけ戻したとはいえ多少波打ったようになってしまった。特に右側を最初に剥がしたのでそのあたりの反りが大きく、右下の辺りに適当な両面テープを追加した。
反省点
- キーボードが曲がった。これは多少仕方がない気がするが、戻す前にできるだけまっすぐにすることが必要。また必要に応じて両面テープを追加するといいだろう。
- 今回は黒いテープを剥がしたが、銀色の導熱部品にダメージを与えてしまった。また黒テープ部分もしわしわになってしまった。
参考情報2のようにやれば、キーボード下の金属板(キーボードの保持板)をはずす事ができるようなので、黒いテープを剥がすことなく、導電グリスの塗布部を露出させられると思われる。その方がスマートだろう。ただ、分解の規模は大きくなる。
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