バーチャル渋谷 ハロウィーンフェス に行ってみた

2020-11-01

Virtual

今までハロウィーンの行事に参加したことはないのだが、バーチャルとはどんなものか気になったので、参加してみた。

clusterというサービス(システム)を使っているらしい。いわれるままにインストールすると難しことはない。関係ないけど、今クラスターと言うとコロナを思い出してしまう…。

最初はフェス開始前の10/25に覗いて見た。渋谷スクランブル交差点付近がかなり精緻に再現+ハロウィーン加飾されており、それは凄いと思うのだが、何もすることがない。ただ走り回るだけ。皆さんも同様らしく、ただ走り回っている感じ。あまり賑わい感もない(過疎ってるとチャットしている人もいた)。どうもclusterのワールドという仕組みで、システム的に12人毎にサーバーを分けているらしい。普段の本当のスクランブル交差点のようにわちゃわちゃ人がいてほしい感じがする。適当にチャットすることもできるようだが…。

それから10/31まで大体毎日入ってみたが、街自体は同じような感じ。

10/28には、オープニングイベントが行われ、きゃりーぱみゅぱみゅのミニコンサートを見た。ステージがあってその上で踊っているので、普通の動画配信よりは臨場感がある。こちらはイベントという仕組みで人数制限はだいぶん緩いのだが、アバターが標準の物に制限され、数種類に限られるのがちょっと寂しい。バーチャルだから最前列へ行けるのだが(有料コンサートの場合は席による値段差はどうなるの?)、それでも小さくしか見えない(*後述)。横にある(バーチャルな)スクリーンなら大きく見えるけど、それも見上げるから斜め。どちらも臨場感という意味ではしかたがないのだろうが、なんだかなぁという感じ。なお、設定で、3人称視点(自分のアバターの後から見る感じ)OFFとか、周りの人を消す設定をしたほうが見やすい。また本当は初日の10/26に開かれるはずだったようだが、システムトラブルがあったらしい。そのせいか、会場が5つに分けられていた。いっぱい人がいてかつカスタムアバターというのは、負荷をさばききれないのかなぁ。

*大きく見る方法

画面右側のカメラアイコンを押すと、撮影モードになる。ズームスライダーがでるので、一番遠いあたりまで下がって、拡大して見ると、必要な範囲だけをほぼ正面から見ることができた。最終日に気づいたけど。

後日配信された動画は、空中を飛び回るような自由視点で編集された物だった。

これ、時間軸こみで3Dデータが保存されていて、後から編集したのかなぁ?運営側は元データあるんだから、なんでもできるか。でも、ここまでできるとバーチャルの価値がある気がする。一般のユーザーも飛べるようになってもいい気がした。
ライブを見た時は動画のはめ込みかと思ったけど、これ見ると3Dなデータだったのだろうか。小さくて細かいことはわからなかったのだが、だとしたら凄いなぁ。


同じく10/28に、攻殻機動隊 SAC_2045の上映があった。路上に設けられた巨大スクリーンを見上げる感じで見る。1~3話が上映された。


話は変わるが、せっかくバーチャルワールドに入るので、カスタムアバターを作りたくなって作ってみた。vroid studioというソフトを使ったが、それはまた別記事で。


まぁそれなりに楽しんだ。凄いことができるようになったなぁとは思ったが、もう少し楽しくする仕掛けが必要な気がした。上述したが、もっといっぱいの人がカスタムアバターで入れると、イベント感や高揚感が得られる気がする。