台湾・台北のバスの調べ方・乗り方2

2024-06-17

旅行


台湾旅行に行ってきて、バスを利用した。MRTや台鐵と比べると、調べ方・乗り方が難しいので、利用しながら学んだことを記載しておく。なお、基本的に台北近郊(一番遠くて九分)までで利用したので、台中や台南などでも同じようにアプリが使えるかどうかは不明(後述)。
長くなったので、ページを分ける。このページは、目次の3~6。

目次

 3. 附近站牌(目的地から路線検索)

目的地から路線を探す場合は、これ。 

ホーム画面下部右上の「附近站牌」をタップ。 
所在位置に目的地を入力。地名を入力するか、赤右上矢印から地図で場所を選ぶかする。ここでは、冷水坑と入力(履歴から選択)。

付近のバス停と、各バス停を通る路線が表示される。 

「路線搜尋」で見てきた「小15」とは別に「108」という路線もあること、小15は止まらないが、108は止まる「夢幻湖停車場」というバス停がある事がわかる。 

 

冷水坑をタップ。

通る路線(108,小15)の上り、下りそれぞれの到着時刻が表示される。


108がどういう路線か確認するためにタップすると、メニューが表示される。内容は、「路線規劃」での説明を参照。


「顕示站牌地図」をタップ 。縮小して全体を表示すると、以下のようだった。 

陽明山付近を循環するバスのようだ。 
小15は、「路線搜尋」の説明で見たように、捷運劍潭站発。台北市街から来るなら(帰るなら)こっちに乗ればいいことがわかる。路線番号を控えておくことを忘れずに。 
実は、「路線規劃」(発地-目的地から路線検索)で調べると、台北市街のどこかから陽明山站へ行き、108に乗り換える候補もでる。バスの乗り換えが苦にならないなら、そういう方法もある。 

 

冷水坑では、2路線しかでなかったが、例えば「故宮(博物院)」だと、大量の路線がでる。

同様に、路線図から下車はどのバス停がいいか、どこから乗るのか等を調べて、候補の路線番号を決める。「故宮」の場合だと、MRT士林駅から複数の路線が出ていて使いやすそう、故宮博物院と故宮博物院(正館)では、前者の方が、敷地の門から全体を見れてよさそう、逆に歩きたくなければ後者にすればすぐに建物に入れる等が分かる。

 

とにかく、 目的地を通る路線番号を見つけ、そこから行き方を決めていく。その時、路線番号を控えておく事を忘れずに。

 4. 路線搜尋(路線番号から路線検索)

ガイドブックや別の検索で路線番号がわかっている場合は、「路線搜尋」が早い。 

ホーム画面下部左上の「路線搜尋」をタップ。

下部にあるキーボードから路線番号を入力。ここでは「小15」を入力。
複数の候補がでるので、目的の路線番号をタップ。ここでは、「小15」をタップ。
見慣れた運行状況の画面が出てきた。後は同様。路線に間違いがないか、乗車駅、下車駅は、待ち時間は 等を調べる。


 5. 常用站牌(お気に入り駅)

ここまでの方法で乗車駅、乗換駅、下車駅等が決まっていたら、バス停のリストが表示されているところ(例えばこのすぐ上の画面)でバス停名を長押ししてメニューをだし、「加入常用站牌」しておく。 

「加入常用站牌」をタップすると、グループを選ぶ画面がでる。今回はdefault groupを選んだが、目的地別にグループを作ることもできるようだ(やってみてはない)。


ホーム画面下部右下の「常用站牌」をタップすると、登録した路線とバス停のリストが表示される。

 

バス停をタップするとメニューが表示される。

前往路線をタップすると、その路線の運行状況の画面が表示される(前述同様)。 
顕示経過路線をタップすると、附近站牌と同様の、そのバス停を通る全路線の到着時間が表示される。 
その他も今までと同様。

 

ここに登録しておくことで、現地(バス停)ですばやく事前に調べた必要情報にアクセスできる。


 6. 路線検索まとめ

今回の旅行中、最初は「路線規劃」を使っていたが、後半は「附近站牌」で目的地を通る路線の路線図から使用する路線番号を決め、「路線搜尋」で路線の状況を確認、必要に応じて「常用站牌」に登録しておいてすぐにアクセスできるようしていた。後者の方がよさそうに思う。

「路線搜尋」は、結果が複雑なのと、検索するたびに違う結果がでてわかりにくい。ただし、バスを乗り継いでいくような場合は便利なので、使い分ける。私は、経路やバス停等よく確認しておかないと心配なのでそうしたが、何も考えずに検索結果通りの乗るのもありかも。


台湾・台北のバスの調べ方・乗り方3に続く