胃内視鏡検査

2022-01-10

胃の内視鏡検査を受けた。


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  1. 大腸内視鏡検査

5年程前に会社の健康診断からバリウムによる胃のレントゲン検査がなくなり、ピロリ菌検査と胃の内視鏡検査に切り替わった。ピロリ菌検査は陰性だったので、その場合は5年ごとに内視鏡検査を無料で受けられることとなっていた。それで今回受診した。

事前に、関連記事1で大腸検査を受けた病院に電話で予約を行った。口からの内視鏡であること、喉付近の局部麻酔であることの確認があった。私自身はどんなものか見たいので、意識を失うタイプよりは多少苦しくてもその方がいいと思っていたのでそれでOK(事前にHPでも確認していたけど)。

前日21時から食事禁止、水とお茶のみ可との事でその通りに。前日電話があり8:30からに時間変更できないか問い合わせがあったので了承し、少し前につくように向かった。関連記事1の時も雪だったが、この日も前々日に雪が降りまだ雪が残っていた。

受付後問診表を記入。その後先生の問診があり、アレルギー等の確認。緑内障も聞かれたが、Webで見ると緑内障がある場合は使用する薬に制約がでるようだ。胃の検査とのことだったので、食道や十二指腸も対象か確認したところ対象との事。画像をもらえないか聞いたがやってないとの事。(別の病院で)脳のMRIの時は有料でもらえたのだが。

ちょっとまってから検査室に呼ばれた。服装はそのままで、診察台の上に上向きに寝る。看護師さんから簡単な説明があり、検査時間は5分程度、何かあって検体を取る場合でも10分程度との事。

装置および壁に3つ?程のプローブが並んでいた。装置についているのが今回使うもの、壁にかかっている一番長いのが大腸用との事だった。

まず喉の麻酔のために、どろどろの液体を数CCぐらい口に入れられ、ガラガラとうがいをするような位置で5分キープするように言われる。でもその位置だとガラガラした後は飲み込んでしまうし、飲まないように舌で止めるともうちょっと口に近い方になってしまう。なので、時々ガラガラしては止めることを繰り返していた。少しづつ飲み込んでしまったが、5分を告げられた時点では残っており、残りは飲み込んでお終い。だんだん口の奥の方がしびれたような感じになっていった。

次に恐らく同じく麻酔のために「あー」と言いながらスプレーを口内の上部に吹き付けられることを3回。

なんかのどに異物があるような感じがして少しむせるような感じになったのだが、舌で探るとどうも自分ののどちんこ(口蓋垂)のようだった。麻酔で自分の物がわからなくなっているようだ。

さらに、血管注射をされた。胃の動きを抑える作用と緊張を抑えるための軽い安定剤のようだ。少しぼーっとした感じはするが、寝てしまうほどではない。

横になって内視鏡を挿入するパイプを口にくわえる。つばがのどの方へ行くとむせるので、口の外に垂れ流すようにとの指示(トレイで受ける)。

ちょっと待って先生が到着。

いよいよ内視鏡を挿入。ちょっと入れたところで入らなくなったようで、飲み込むようにと言われる。と言われて何かするが、どうしたらいいかよくわからない。3回言われて、やっと飲み込む動作ができた気がしたら、はいと言われて入っていったようだ。

後はまぁ何度か戻ったりしながら入っていき、最後まで到達したらしく今度は抜いていく。胃のところは広いはずだが、食道と胃、胃と十二指腸の境目はよくわからなかった。見たところまぁきれいな物だった。ただ一か所だけ黒い点が4つぐらいあった。先生からは問題ありませんとの一言。黒い点の事を聞いたが、問題はないとの事。炎症と言った気がするが、誰でも多少はあるものという説明だったように思う。また途中でカラフルな光がビカビカ光っていたので聞いたのだが、はっきりした説明はなかった。

予約の電話で聞いたときは、胃の内視鏡は大腸のように本人が見ながらはできないという説明だったが、先生が見ている画面を斜めから見ることはできた。(大腸の時は、患者が見る用のモニターがあった。)

待合室でしばらく待って、受付に呼ばれて診断結果の書類をもらって終了。「A:今回の検査の範囲では異常はありません」と書いてあった。検査室の最後に先生からの説明があると聞いた気がしたので聞いたが特になしとの事。その後別の人からフォローがあり、検査室で説明したけど問題ありますかとの事だったのでそれで終わりにした。1時間ぐらいは飲食しないようにとの事。全部で1時間ぐらい。ちょっと街をぶらぶらして、また大腸の時と同様にラーメンを食べて帰った。

口からの内視鏡検査で、部分麻酔の物はかなり苦しいとよく聞くが、それほどではなかった。ただ、翌日喉に少し痛みを感じた(飲み込むときに少し痛い感じ)。傷がついていたのかもしれないが、その翌日にはほぼ感じなくなった。