うるう秒

2012-07-01

今日、うるう秒があった。

うるう秒を見るイベントがあるという事で、見に行ってきた。
午前8時59分60秒を見てみませんか?(情報通信研究機構(NICT)日本標準時グループ)

8:30頃着くと、徐々に人が集まってきていた。大きな建物の上部に電光掲示板があり、時刻を表示している。これが日本標準時か。TVカメラも並んでいる。近くにはフジテレビのカメラがあった。
うるう秒3分前、2分前、1分前の表示がでて、いよいよその時が近づいてきた。6秒前ぐらいからカウントダウンの声が上がり始め、8:59:60の表示とともに拍手が起こった。…。まぁ気分の問題か。


動画がブレブレですみません。その瞬間のネット配信(JST Clock)の表示をキャプチャーしようと思って、スマホの方を見ていたためです。でもキャプチャーは失敗したみたいで取れてなかった。しかもスマホを見ていて電光掲示板を見ていなかった…。

うるう秒を挟んで前後何回か、説明会が行われていたので、終了後に聞いた。日本標準時グループの方が説明していた。何か楽しそうだった。

その後、NICTの展示室も開いていると言う事なので見てから帰宅した。

日本標準時は作るもの?
入り口でもらったパンフレットには、
「情報通信研究機構では、日本標準時の生成・維持・供給という・・・を担っています。」
と書かれていた。日本標準時とは計るのではなく作るものだったのか。計るといっても定義できない気もする。世界標準時(協定世界時)は作るとしても、日本標準時は9時間早いだけなので、作るといえるのかなぁ。9時間早いというのもきっちり合わせるのは難しいからやっぱり作るということになるのか。難しい。

JJY
NICSの日本標準時グループのURLは、jjy.nictになっている。またもらったパンフレットにも、標準電波(JJY)という記述がある。これを見て思い出したことがある。中学生の頃アマチュア無線をやっていた頃、「ツ、ツー、ツー、ツー、ツ、ツー、ツー、ツー、ツー、ツ、ツー、ツー、JJY、JJY」という放送をよく聴いていた。唯一覚えているモールス信号だ。これだったのか。
ただ、Wikipediaによると、この短波放送は2001年3月31日に廃止され、今JJYというと、電波時計を合わせるのに使われている電波または電波局の事をさすそうだ。