エアコン取付DIY-1(背景、材料、レンタル機材、費用、機種等)
続いて、電気配線。なお私は第二種電気工事士の資格を持っています。
配線前の様子。冷媒管とドレインホースを収めた感じ。
エアコンの本体は室外機というべきだろう。ただコンセントは室内にあるので、室内機と室外機をVVFケーブルでつないで、電気を送るようになっている。ケーブルは2mm単線 x 3芯。
まずは、室内機側の接続。
接続完の写真。
手順は、まず端子台カバーを外し、端子台が見えるようにする。
ケーブル固定バンドを外す。
ケーブルを裏から通して、端子台付近に引き出す。前から見ると裏まで通るところは見えている。
ケーブルの被覆を剥く。芯線は18mm露出するように。室内機には、長さの目印もあった。外側の被覆は、ケーブル固定バンド(銀色の部分)にかかる長さに剥く。
接続は差し込むだけだが、かなり固くて、奥までささらなかった。端子台はぐらぐらしているし。差込部(黒白赤)の上の白いところを押すと外れるようになっているので(そういう風に見えないけど)、ドライバーで押しながら差し込んだ。
ケーブル固定バンドを固定
同様にアース線も通してアースネジおよびコンセントのアースに接続。
端子台カバーを取り付け。
以上で室内機側は完了。
次に室外機側の接続。
室内機よりは簡単。
端子台カバーを外す。
長さを合わす。
被覆を剥く。
差し込む。
端子台カバーをつける。側面カバーを取り付け。
これで、電気配線は完了。ドレインホースの水漏れ確認。室内機のフィルターを外して水を流し込み、途中で漏れてない事、室外のドレインホースから排出されることを確認。
ところでエアコンと言えば熱交換器のフィンが必ず曲がっている気がする。これも新品のはずなのに曲がっていた。
折角なので、ードライバーでできるだけ起こした。結構柔らかく、確かに少しでもあたると曲がるとは思うけど、新品なのになぁ…。実は自分が曲げたんだったりして。化粧カバーを取り付け。コンセントに向かう配線部分には切り込みがあり、切り取れるようになっている。
ちょっと曲がっていて微妙に直そうとはしたけど、気にしないことにした。室内機取付のところで、壁面収納の扉が当たるからずらした説明をしたが、なぜか少し当たったので、左へ寄せ気味に。
リモコンに電池をセット。白くまくんの印刷がされた電池だった。
気を取り直してスイッチオン。最低温度(16℃)に設定。冷たい風が吹き出してきた。
しばらくしてから暖かい風が出てきた。取説を見ると、室外機が温まってから暖房が始まるそうだから、異常ではないようだ。
暖房なので、風向は下向き。最後に仕上げ。実際には試運転で待ってる間にも作業した。
ドレインホースの先端を処理。マンションでは排水溝があるので、そこに合わせて排水する必要がある(した方がいい)。パイプを使うのがきれいなのだろうが、エアコン用に売られている物はパイプにしては高かったので購入を見送った。普通の塩ビパイプで白いのないかなぁ…。例によって自室および他の部屋の処理を観察。パイプの他は、VVF線を巻いて錘にしているか、配管穴用のパテで押さえてあるかのどちらか。VVF線は下が少し持ち上がるので逆勾配になりそうだし、あまりきれいではない。パテも古くなると黒ずんでいて見苦しい。室外機のすぐ横ならあまり目立たないが、我が家の配置では結構離れているので目立ちやすい。いろいろ考えて、VVF線を切って2本のドレインホースと一緒にテープで巻き、VVF線で曲げの癖をつけるとともに錘にもなるようにした。
いい感じじゃない。緑のビニールテープがいまいちだけど。後は配管穴をパテで塞ぐ。何度か書いているが、もう一組の配管を通したい野望があるので、できるだけ片側に寄せた状態で塞いだ。そのため穴の面積が大きく、特に室外側は、見えにくいし、反対側をおさえられないので奥に入って行ってしまうし(途中で室内側から押し戻したりした)でやりにくかったが、まぁ頑張って塞いだ。
(ピンボケだった)
ドレインホースには、逆流防止弁(おとめちゃん)を設置してある。
内側から光が漏れてないか確認。
パテは2つ買ってあったが、1つで足りた。室内側は結構薄々。
最後に点検口を塞いで作業終了。(実は外すときにどこから外すのかわかりにくかったので、今度外すときのために、写真はねじを隠している部分を押し込む前の写真)
その後何度が作動確認をし、4日目に送り返した。2日目には作業は終わったのだが、3日目は雨だったのと、ゆうパックで送るのが安かったので、月曜になるのを待って(すぐ近くにゆうパックを扱っているコンビニ(ローソン)はない)郵便局から送付した。
ちなみに、ゆうパック、ヤマト、佐川ともサイズ基準の送料はほぼ同じだが、重量の基準が違っている。ゆうパックは小さめでも25KgまでOK。今回の物は80サイズだったが、ヤマトや佐川の80サイズは5kgまで。重さは7.8kgだったので、ヤマトや佐川では、100サイズになってしまう。小さいけど重たいものはゆうパックが安いようだ。また送ってきたのもゆうパックだった。
最後に発送手続きでひと悶着あった。月曜の昼に郵便局へ行ったのだが、機械でありオイルが入っているということで引き受けられるかどうか調べ始めた。元々ゆうパックで送ってきているのだからダメなはずはないと言いながらも、資料を見たり電話して聞いたりしている。私も業者に電話して確認。結局オイルの引火点が30℃以上であれば、注記を書いた上で陸送で受けられるとの事。業者に聞くと、説明書のファイルに引火点が書いてあるとの事で確認すると、216℃となっており、引き受けてもらえた。30分ぐらいかかった。
まぁいろいろあったが、満足する取付ができた。後は、時間がたってもちゃんと効いて、施工ミスがなかったことを祈るのみ…。
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