AVアンプ AVR-X1600H -03 スピーカー構成編

2019-12-18

オーディオ

AVアンプ AVR-X1600H -01 購入編
AVアンプ AVR-X1600H -02 開封編 の続き

参考情報
  1. MDステレオシステム SC-PM57MD 生産終了
  2. スピーカーの繋ぎ方
  3. BASE-V10
  4. サブウーハーSWA-155の再利用
AVR-X1600Hは、7.2chのAVアンプだ。購入編でも書いたように、5ch分のスピーカーは、壊れたPioneer HTP-S373のものを使うことにしている。後は、2.1ch分が不足している(サブウーファーのもう一つ(.2個目)は不要)。
当初は、数千円のPCスピーカー(サブウーファー+左右スピーカーのセット)を買ってサブウーファーにし、左右スピーカーはフロントまたはハイトスピーカーとして活用することも考えていた。しかしあんまり評判はよくない。結局以下のような構成とした。

フロント用スピーカー
フロント用にブックシェルフスピーカーを購入しようと思って調べていたが、CDを聞くように古いミニコンポをつなげる事を思いついて見に行った時に、そのスピーカーが余っていることに気が付いた。確認した限りでは、スピーカーの淵がひび割れたりはしていないように見える。
ちなみにそのミニコンポは、PanasonicのSA-PM57MD(参考情報1参照)。5連のCDチェンジャーとMD、カセットテープが付いたもの。HTP-S373の時にもつなぎたいと思ったが、アナログ入力がなくてつなげなかった。AVR-X1600Hにはアナログ入力があるのでつなげる。
スピーカーは2WAY、それぞれ6Ωで別々の線が出ている。バイワイヤーというらしく、ウーファーとツイーターのお互いの逆起電力の影響が減り音がよくなるとか(参考情報1参照)。問題は6Ω2個ということ。単純には並列につなぐと3Ωになってしまって、AVR-X1600Hの対応インピーダンス(4Ω~)より小さくなってしまう。いろいろ調べてみたが、各スピーカーにはLPF、HPFが入っているので、インピーダンスは半分にはならない模様。ということで、バイワイヤーの線を同じ出力につなぐことにした。
長さが足りないので、ホームセンターで適当な線を買ってきて、延長した。

サブウーファー
新品を買うと、安いものでも1万円はする。結局オークションで手に入れた。
ONKYOのSWA-155。BASE-V10(参考情報3)というホームシアターシステムのサブウーファー部分。ジャンク品(動作未確認)を100円で落札。送料1,330円着払い。写真を見る限り使用感がなくとてもきれい。眠っていたものではないかと思われる。他にも何種類かサブウーファーの出品があったのでどれを買おうかと思いながら調べていて、参考情報4を見つけていた。この機種はコントロール端子に電圧をかけておかないと、電源も入らない(ランプがつかない)らしい。システムの時の電源連動用のようだ。出品するのに電源も入れてみないということもないだろうが、入れてもランプがつかなかったので未確認と書いたと推測。使える可能性が高いと判断した。うまくいけばAVR-X1600Hと電源連動もできる。
届いたものもとてもきれいな物であった。さっそくコンセントにつないでみたが、確かに電源ランプがつかない。参考情報4にUSBの電源でOnになったという情報があったので、余っていたUSBケーブル(以前加工していて切断済み)と100均のイヤホン(これも余っていたもの)のミニプラグをはんだ付けしてつないで、USBから5Vを供給できる線を作った。なおモノラルミニプラグ(2端子)でよいところに、イヤホンはステレオで3端子あったが、いいところを探して(調べて)、先端に+、先端の次に-を接続した。つないでみると、見事に電源ランプが点灯した。AVR-X1600HのUSB端子からつないでおけば、電源連動できることになり、目論見通り非常に良い感じになった。
なお、オークションを見ている時に、LINE入力に連動してOn/Offするサブウーファーもあったが、入力レベルが低い時にOffになってしまい、Onになるときにブチっと音がするとの評判があり、見送った。
結果的に非常に安価かつ電源連動もできるいい選択となった。

スピーカーの全体構成は以下となった。
  • フロントスピーカー左右:ミニコンポの2WAYスピーカー
  • センタースピーカー:HTP-S373のセンタースピーカー
  • サラウンドスピーカー:HTP-S373のサラウンドスピーカー
  • ハイトスピーカー左右:HTP-S373のフロントスピーカー左右
  • サブウーファー:SWA-155